子供の好き嫌いが激しくて偏食なら、ご飯を作るお母さん(お父さん)は本当に毎日の献立で困ってしまいますよね。

 

「子供が病気をせずスクスクと健康に育って欲しい」と願う気持ちから、つい子供にかける言葉も厳しくなってしまいがちです…。

 

このサイトでは、そんな子供の偏食に悩んでいるママさんパパさんに、同じく子供の偏食で悩んでいる夫婦である私達が調べた情報を、みなさんと共有(シェア)したいと思い立ち上げました。

 
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はじめまして!私は30代前半の元医療関係の事務員として働いていたKOUと申します。旦那さんは35歳で元の職場の薬局に勤める薬剤師です。子供は小学生と幼稚園児で野菜と魚が大っ嫌い!

 

それでは長文になりますがよろしくお願いいたします。

 

 

子供の偏食(好き嫌い)は当たり前?

子供の偏食 治し方子供が偏食のままだと、栄養面でも心配ですが、それ以上に大人になった時に社会人として困る事になるんじゃないかという面で心配になってしまいます。

 

成長過程で少しずつ食べることができるようになるかな…とも思いますが、偏食が治らないまま成長するのは不安なので、きっちり教育しないとダメな気がしてきます。

 

でも実は、子供の好き嫌いは自然なことで、なんでも食べる方が珍しく、少しくらいの好き嫌いはどの子供にもあります。

 

つまり多少の好き嫌いは子供にとって当たり前なので、偏食として心配する必要はありません。

 

 

子供に悪影響のある偏食とは

偏食 悪影響

子供にとって問題になる偏食(好き嫌い)は、野菜やお肉、魚など大きな枠での食品が食べられない場合を指します。

 

野菜の中でもキュウリだけが食べられない、トマトだけが苦手…というのは単なる好き嫌いでそれほど心配しなくても大丈夫です。

 

野菜なら全て食べることができない、とか、魚介類は全て食べることができないという場合は、子供にとって問題のある偏食といえるでしょう。

 

特定の大きな食品分類で偏食になると、その食品から摂取できる発達と発育・健康に必要な栄養素が極端に欠乏してしまいます。

 

これが子供にとって非常に問題で、病気の心配・健康だけでなく脳の発達や骨の成長などに影響してしまうのが本当に怖いところです。

 

それでは、もし子供が偏食で特定の食品が食べられない場合、どんな悪い影響があるのか食品別にまとめました。

 

野菜で不足する栄養

子供 野菜嫌い

子供の偏食で一番多いのが、やっぱり野菜嫌いですよね…。

 

野菜から摂取できる子供に大切な栄養素といえば、ビタミン類です。偏食でまったく野菜を食べない子供は、ビタミン不足で様々な悪影響が起こる可能性があります。

 

ビタミンA

ビタミンAは主に緑黄色野菜(にんじん、かぼちゃ、ブロッコリーなど)に多く含まれるβカロチンが体内でビタミンAに変化します。

ビタミンAが不足すると、骨や歯の発育不良や変形を起こしたり、目の網膜の神経伝達物質がうまく伝達せずに夜盲症になったりします。さらに肌や粘膜の健康を保つのに必要なので、肌が乾燥したり角質化しやすくなってしまいます。

 

ビタミンB群(B1、B2、B5、B6など)

ビタミンB群は主に豆類や納豆に多く含まれていて、筋肉や骨、皮膚や粘膜、血管を形成するのに大切な役割を持っています。

子供が不足してしまうと発育や成長が阻害されてしまう恐れがあるので、定期的にきっちりと摂取させてあげたい栄養素です。

 

ビタミンC

ビタミンCは、キャベツ、ピーマン、ゴーヤの他、果物のリンゴやみかんに多く含まれています。ビタミンCが不足すると、細胞の成長や免疫力に影響を与えるため、病気や感染に弱くなってしまいます。

体内の有毒物質の解毒作用を持つため、子供の健康を保つためには非常に重要な役割を持ちます。よく風邪をひく子供はビタミンCが不足している可能性がありますので、野菜嫌いなら果物から摂取したいですね。

 

ビタミンD

ビタミンDはしいたけやきくらげなどのきのこ類に多く含まれています。カルシウムの吸収を促進して骨の形成と成長を促す役割をもつので、不足すると骨がうまく形成・成長できず「くる病」などの病気の心配が出てきます。

ビタミンDは食事から摂取しなくても紫外線を浴びれば体内で合成できるので、外で元気に遊ぶ子供なら心配ありませんが、外であまり遊ばない子供なら、食事から摂取することも大切です。

ビタミンDは魚介類や卵からも摂取できますよ。

 

ビタミンE

ビタミンEは、かぼちゃやパプリカ、アボガド、アスパラガスなどの緑黄色野菜に多く含まれています。

血液や血管の形成・成長、細胞の結束に重要な役割を果たします。体に良くない活性酸素の除去にも働いています。

 

このように、野菜で不足しやすいビタミン類は、特に骨の形成や成長、身体の大切な機能を正常に動かすのに重要な役割を持ちますので、偏食で野菜を食べない子供は成長に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

魚介類で不足する栄養

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野菜嫌いについで多いのが、子供の魚嫌いです。お刺身やお寿司は食べる子供でも、青魚は大嫌いだという子供が多いですよね。

 

魚は子供の成長でも、特に子供が健康で優秀に育つのに重要な役割を果たす栄養素を持っているので、これが不足するのは子供にとって不幸なのかもしれません…。

 

カルシウム

特にイワシやワカサギなど骨ごと食べることができる小魚に多く含まれるのがカルシウムです。非常に効率よく摂取できるので、魚を食べない子供はカルシウムが不足しやすいです。

カルシウムは骨や歯の形成に大切なのはもちろん、精神を安定させるのにも寄与します。牛乳で摂取すればいいと思ってしまいますが、牛乳だけでは充分なカルシウムを補うことができません。

 

オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)

魚の脂肪、特に青魚の脂に多く含まれる栄養素で、体の中では合成できないので必須脂肪酸に定められています。サプリメントの成分として有名ですよね。

DHAやEPAのオメガ3脂肪酸は血液をサラサラにしたりコレステロールを減らすので、大人の成人病に効果が期待できますが、子供にとっては脳や神経細胞の成長に大切で、脳の活動を活性化させるので思考力が向上すると言われています。

私は実際に統計を取った資料を見たわけではありませんが、子供にとっては魚を食べる・食べないで学力に影響を与えている可能性は否定できません。

 

お肉で不足する栄養

偏食 お肉嫌い

お肉を食べない子供は少ないと思いますが、中には血をイメージして絶対に食べないという子供がいるかもしれません。

 

たんぱく質(アミノ酸)

お肉といえば、タンパク質ですよね。お肉には良質なタンパク質が含まれていて、体内で合成できない10種類の必須アミノ酸が摂取できます。

お肉を摂取しないと必須アミノ酸が不足し、集中力の欠如、精神の不安定、体力が弱くなる、記憶力が悪くなるといった、生活をする上で必要な心身の機能が働かないという悪影響が心配されます。

お肉は動物性の脂質が多いことから、食べ過ぎると体への悪影響が目立ちますが、子供にとって大切なアミノ酸が不足するので、偏食でまったく食べないのは子供にとってよくないんですね。

 

ミネラル・ビタミン類

お肉には鉄や亜鉛といったミネラルも豊富に含まれています。またビタミンB1やビタミンB12、ヘム鉄が含まれてるので、これらが不足すると貧血、味覚障害などの健康への悪影響がでる可能性があります。

 

ここまで、野菜、お魚、お肉を食べない場合にどういった栄養素が不足して、体にどんな悪影響があるのかを説明しましたが、このようにある特定の食品を食べないことで、その食品群から特に多く摂取できる栄養素が取れないのは、偏食の子供にとっては影響が大きいんです。

 

 

偏食は心にも悪影響を与える?

子供 キレやすい原因お肉、魚、野菜と何でもまんべんなく食べることができる子供は、性格が穏やかに育つという意見があります。

 

これはけっこう本質をついているようで、偏食の子供ほど菓子パンやインスタント商品、ジュースなどを多く摂取する傾向があるようです。

 

その結果、野菜や海藻など血糖を安定させる食品が特に不足するため、心が不安定で攻撃性が高くなる傾向があると言われています。

 

実際、体のバランスが崩れると心を安定させるホルモンの分泌が不安定になり、精神と心のバランスまで崩れてしまうんですね。

 

 

偏食はどうやって治す?

偏食を治すのは正直いってかな~り大変で難しいです!

 

というのも、なぜその食材が苦手なのか、食べることができないのか理由が子供によってまったく違うんですよね…。

 

なので、まずはその子供がその食材が苦手で食べることができない原因を突き止めて、それを改善してあげることから始めないといけません。

 

とはいえ、野菜、お魚、お肉それぞれ偏食になる主な理由がありますので、それぞれ対策を考えていきましょう。

 

子供に野菜を食べさせるには?

子供が極端に野菜を食べなくなる理由は、やはり食感と味が美味しくないというのが一番です。

 

特に葉物野菜は青臭くて、根菜類は土臭くそれぞれ独特な味があるのが原因になります。

 

子供の頃は味覚や嗅覚が成長過程にあり、苦味や渋味を感じやすく慣れないので、「これは不味い食べ物」という経験がついてしまいます。

 

生で食べることができるような採れたての新鮮な野菜なら、子供でも苦手意識を持たずに食べることができるかもしれません。

 

しかし、都会ではとれたて野菜は入手しにくく高額なので、普通にスーパーで売っている野菜などで、野菜独特の臭みを覚えてしまった子供は苦手意識を覚えてしまうようです。

 

452506また、野菜を食べないことで子供を強く叱ってしまうと、余計に野菜に対して負のイメージを持ってしまいかえって逆効果になってしまいます。

 

野菜嫌いの子供に野菜を食べさせるには、形や味を変えてあげるのが一番です。野菜は形が大きいほど食物繊維が食べにくく、子供には苦手意識ができてしまいます。

 

形が大きいほど顎を鍛えて脳を活性化させるので良いのですが、それは他の食材でも大丈夫なので、野菜嫌いな子にはまずは食物繊維が当たらないように細かく刻むか、ミキサーで砕いて食感を良くしてみましょう。

 

大きさが小さいほど子供が嫌いな野菜独特の匂いや味を調味料で消しやすいので、一石二鳥です。

 

味付けには、鶏がらスープやブイヨン、コンソメなど子供が美味しいと思う「旨味」を使って味をつけると、子供好みの味付けにしやすいです。

 

野菜そのものが苦手な事を克服させるのは、子供の成長とともに味覚が安定し自然に好きになる場合が多いので、焦らずに子供を叱りつけないことも大切ですね。

 

まずは子供の成長に野菜の栄養が必要であることを第一に考えて、ハンバーグなどの子供が好きな食べ物に混ぜることから始めましょう!

 

野菜嫌いを克服するのに私の家庭で使った基本野菜スープの作り方をご紹介しているので、よかったら参考にしてください♪

【偏食の子供の為のレシピ】子供の野菜嫌い克服の基本レシピ

 

子供に魚を食べさせるには?

お魚嫌いの子供に魚料理を食べさせるのは簡単ではありません…。

 

が、調査会社が行った「子供が魚嫌いな理由」アンケートの結果では、子供が魚を苦手に思う一番の理由「小さい骨が多くて食べにくいこと」でした。

 

なので、子供に魚を食べさせるためには、まずは骨を取り除く必要が無い魚から始めるのがいいでしょう。また、子供は青魚や赤身魚の生臭さが苦手なので、白身魚から始めることも大切ですね。

 

栄養面で言えば、青魚の脂からオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)が摂取できるので、青魚を食べさせたいのは山々ですが、まずは「魚には美味しい種類もあるよ!」って子供の魚に対する苦手意識を薄めることから始めましょう!

 

白身魚を食べることができるようになれば、次は青魚や赤身魚のフライや天ぷら、ハンバーグなど、子供が大好きなレシピに加工してあげて魚への苦手意識をなくしてあげます。

 

子供は成長するにしたがって味覚が落ち着いてきますので、根気よく続けることが大切です。

 

けっして叱ってトラウマを植え付けることのないようにしてあげてください。

 

子供にお肉を食べさせるには?

お肉嫌いの子供は、それほど多くは無いと思いますが、お肉嫌いの人が少ないだけにお肉が嫌いな理由が理解しにくいと思います。

 

お肉が嫌いな理由としては、「お肉の臭みが苦手」という子供と「お肉の食感が苦手」という子供がいます。

 

また「死んだ動物のお肉を食べるなんて!」と気持ちの部分でどうしても口に入れることができない方もいらっしゃいます。

 

子供の場合はやはり苦手な理由は「臭みと食感」がほとんどです。

 

大人でもレバーの臭みや食感が苦手だったり、ジンギスカンの羊肉がダメという方がいるように、子供も、牛肉、豚肉、鶏肉などお肉の種類によっては食べられる・食べられないが違うかもしれません。

 

そのため、臭い、食感、お肉の形、種類など子供が何が苦手でお肉が嫌いなのかを調べることから始めましょう。

 

なぜ苦手なのかが理解できれば、それを克服するために、別のお肉の種類にするとか、料理方法で臭みや食感をなくしてあげることで、食べることができるようになるかもしれません。

 

 

子供の偏食はあせらないで!

629815子供の偏食は、大人のそれと違い成長の過程で治ることが多いです。

 

味覚が鋭敏で安定していない子供時代は、ちょっとした事で「この食べ物は嫌い!」と思い、すぐに苦手意識が植え付けられます。

 

もし親御さんがそれを理解せずに叱りつけてしまうと、さらに苦手意識がトラウマになり、その食べ物の臭いを嗅いだり味わっただけで、吐き気が出てしまうようになることも…。

 

だから、子供の偏食は焦らずに長期的に少しずつ直してあげる気持ちで取り組んでいきたいですね。

 

いちばん大切な成長時期に偏食で栄養素が足りないと、子供の健康と脳や体の成長に悪影響を与えますが、幸い、昔と違い現代社会には、足りない栄養素を簡単に安全に摂取できるサプリメントがあります。

 

私の家族も、子供の偏食で足りなくなる栄養素は子供用のサプリメントで補給してあげて、その間にゆっくりと偏食の矯正をしたのが良かったのかなと感じています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

偏食で特定の栄養素が不足することで子供に与える悪影響は、子供が成長してから出てくるので、取り返しが付きません…。

 

かといって焦っては偏食の改善は難しいことがわかっていますので、成長期に必要な栄養素はサプリメントを賢く利用して、焦らずゆっくり偏食を治してあげる気持ちを持つと楽ですよ♪

 

以上、長文を最後まで読んでいただきありがとうございました!
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更新日:

執筆者:KOU

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